(C)Marvel Studios 2018
『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ など
6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。その究極の力を秘めた石を狙う“最凶”にして最悪の敵<ラスボス>サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか?
(公式ホームページより引用)
公開直後からファン衝撃興奮のネタバレ厳禁!という盛り上がり。開いた口がふさがりません!衝撃のラスト!という声が広がっている本作。公式のポスターにも「アベンジャーズ、全滅」との記載もある。とはいえ、本当に比喩ではなく全滅するとは思えない。だがネタバレ厳禁という状況を考えると、と半信半疑で劇場へ。
超ざっくりと言えば、アベンジャーズとは、地球を守る超人集団が悪と戦うという話(雑)だが、今作が初めてのアベンジャーズという人は、ここまで大きくなったシリーズものでは、正直何がなんだかになることが予想される。とはいえ、過去作品を全て復習するのは時間的にも体力的にも厳しい。なので、ウィキペディアや公式ホームページで検索しつつ、
・『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』
・『キャプテン・アメリカ / シビル・ウォー』
このあたりを予習しておけばいいかと。(どちらかといえば、シビルウォー)
今作の注目は、厳密にいえば今作に限った話ではないが、なにはともあれスカーレット・ヨハンソンである。スカーレット・ヨハンソン!俺たちの!スカーレット・ヨハンソン!今作では金髪!このスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウは登場する作品のたびに髪型が違うので、ファンは髪型を見て時系列を把握するのである(違います)今回は金髪ということで、よりスカーレット・ヨハンソン色が強くなり、たまらないのである。
本編はといえば、たしかに、評判通り衝撃的な展開であり、想像以上に攻めてきたなと思うと同時に、製作陣はうまい方法を見せてきたなあ、と。むしろこれでゴーサイン出したのが英断といえる。そんな結末だった。これも、この手の映画製作を10年積み上げてきた故のマーベルの自信、安定感でこれが許されるというか、成立するのだろう。
本編はといえば、たしかに、評判通り衝撃的な展開であり、想像以上に攻めてきたなと思うと同時に、製作陣はうまい方法を見せてきたなあ、と。むしろこれでゴーサイン出したのが英断といえる。そんな結末だった。これも、この手の映画製作を10年積み上げてきた故のマーベルの自信、安定感でこれが許されるというか、成立するのだろう。
過去の作品同様、登場人物は多いながらもアクションは見やすく、ある程度ひとりひとりに見せ場があり、キャラ立ちしている。このあたりは流石といったところ。マーベル作品は基本的には、暗い場面での戦闘シーンが少ないのでアクション初心者にもなにがどうなってるか分かりやすい。
今作のストーリー的には、完全な勧善懲悪ではなく、サノスという悪役にも信念があって(やり方は極端だけど)ただの敵キャラというよりも、本作における存在感が大きく、もはや主役なんじゃないかと。
肝心の評価についてだが、ここまで続いた作品になると、そもそも1本の映画で評価するというのが難しいし(例えばこれが予習なし初アベンジャーズの人は何が何だかでしょう)、もはや基準が個人の趣味みたいな感じになってしまうことを承知で言えば、「やっぱり僕はスカーレット・ヨハンソンが大好き」に尽きるため、いくらサノスが悪役として魅力的でも、いつものマーベル70点。という気持ちになってしまうのである。
もっとも、さすがのマーベル、安定して70点くらいの面白さはキープ!とも言い換えられるのだが。思い入れが強いひとほど、ラストでの興奮と衝撃が大きいだろう。ってシリーズものならそりゃそうか。
以下、ネタバレになるが、このところ正直キャラがわりと飽和状態だったわけで、キャラを整理するには申し分ない展開かと。ヒーロー映画であそこまで明確に完全敗北を実現するのは、やはり並大抵のものではないと思う。しかもエンドロールで、「アベンジャーズは帰ってくる」ではなく、「サノスは帰ってくる」と流れる完全にサノス主役、サノス映画であった。たしかに、サノス目線で考えると、強い意志で目的を達成した話なのだ。
衝撃の展開とは言いましたが、結局やはり、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーのBIG3は生き残ったが、これはこの3人を演じる彼らが、次回作で卒業という展開から予想できるっちゃできる。ブラックウィドウも単独映画進行中というニュースあったので、まあ生き残るだろうと。
もう地球というより、宇宙の話だよね!と思ってしまうくらいに、規模が大きくなりすぎて、正直段々ついていけない、というのはある。これは個人の趣味嗜好の問題かもしれないけれど、地球の範囲内で解決しているような話が、まとまっていて好きだったな...というのはある。(ゆえに『シビル・ウォー』はかなり評価)
しかし、アクション娯楽大作と良い例として考えるべき点は多く、(『ワンダーウーマン』以前のDCは見習ってほしい)結局ハズレがないので、そこは信頼できるシリーズではあるよなあ。
今作のストーリー的には、完全な勧善懲悪ではなく、サノスという悪役にも信念があって(やり方は極端だけど)ただの敵キャラというよりも、本作における存在感が大きく、もはや主役なんじゃないかと。
肝心の評価についてだが、ここまで続いた作品になると、そもそも1本の映画で評価するというのが難しいし(例えばこれが予習なし初アベンジャーズの人は何が何だかでしょう)、もはや基準が個人の趣味みたいな感じになってしまうことを承知で言えば、「やっぱり僕はスカーレット・ヨハンソンが大好き」に尽きるため、いくらサノスが悪役として魅力的でも、いつものマーベル70点。という気持ちになってしまうのである。
もっとも、さすがのマーベル、安定して70点くらいの面白さはキープ!とも言い換えられるのだが。思い入れが強いひとほど、ラストでの興奮と衝撃が大きいだろう。ってシリーズものならそりゃそうか。
以下、ネタバレになるが、このところ正直キャラがわりと飽和状態だったわけで、キャラを整理するには申し分ない展開かと。ヒーロー映画であそこまで明確に完全敗北を実現するのは、やはり並大抵のものではないと思う。しかもエンドロールで、「アベンジャーズは帰ってくる」ではなく、「サノスは帰ってくる」と流れる完全にサノス主役、サノス映画であった。たしかに、サノス目線で考えると、強い意志で目的を達成した話なのだ。
衝撃の展開とは言いましたが、結局やはり、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーのBIG3は生き残ったが、これはこの3人を演じる彼らが、次回作で卒業という展開から予想できるっちゃできる。ブラックウィドウも単独映画進行中というニュースあったので、まあ生き残るだろうと。
もう地球というより、宇宙の話だよね!と思ってしまうくらいに、規模が大きくなりすぎて、正直段々ついていけない、というのはある。これは個人の趣味嗜好の問題かもしれないけれど、地球の範囲内で解決しているような話が、まとまっていて好きだったな...というのはある。(ゆえに『シビル・ウォー』はかなり評価)
しかし、アクション娯楽大作と良い例として考えるべき点は多く、(『ワンダーウーマン』以前のDCは見習ってほしい)結局ハズレがないので、そこは信頼できるシリーズではあるよなあ。
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