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映画『子供はわかってあげない』原作好きから見た感想

  (C)2020「子供はわかってあげない」製作委員会 (C)田島列島/講談社 『子供はわかってあげない』 原作組。映画として、いやあよかったと思う。イイものだったと思います。そりゃあね、原作愛を拗らせた心の中のクソマインドな私が「いやーあのシーンをカットしたんかー」とか「あそこ見たかったっすねー」とか言い出さないと言ったら嘘になるけど、それを超えて愛おしいが上回った。そんな映画だった。な! 子供と大人の中間で過ごした、子供と親の物語。それは、あっという間だけど緩やかに間延びしたような夏。たいしたことが起こらない? いやいや。一大事ばかりだったではないか。な!   めっちゃわかる 漫画に限らず、◯◯の映画化のパターンって 2 時間程度にまとめなきゃいけないので、 ① 基本的な流れを追い要所要所を抑え最後まで行くダイジェスト的 ② 丁寧に描くけど途中のキリがいいところまでいく ③ 原作のエッセンスを抽出しながら割と改変して再構築  のパターンがあると思っているけど、今作は ③ ですね。結構変えてきた印象だ。 ( 故に心の中の面倒くさいオタクが … 略 ) 感じとしては、ボーイミーツガールというより、ガールミーツファーザーな仕上がり。もっと言えば、ミーツモカカミシライシな仕上がりの映画である。   『子供はわかってあげない』全編に渡って、水泳部感ある上白石萌歌、ショートヘアに日焼けで夏の運動部感ある上白石萌歌、Tシャツ短パンの夏合宿感ある上白石萌歌、チューペット食べながら会話する夏の休日感ある上白石萌歌を堪能できる最高の超上白石萌歌映画である!な! #子供はわかってあげない pic.twitter.com/5Kd3a4Qqcx — オガワヘヴンリー (@k_ogaga) August 18, 2021   主人公の朔田美波については、もうこれ完全に朔田さんだなと思ってひたすらニヤニヤしてしまった。これは映画制作側と解釈が一致しただけかもしれないし、僕が上白石萌歌のことが好きなだけかもしれない。まあとにかく、上白石萌歌の水泳部っぽさは異常。完全に水泳部そのもの。あと役作りでめっちゃ日焼けしてる。今年最高の健康系ヒロイン。   原作モノって、個人的には原作通りになぞると、いや原作通りなら原作読むしとなってしまいがちで。これは邦キチで